あけび蔓

あけびは木通科に属する落葉灌木で、
とくに青森県の八甲田、十和田湖周辺と岩木山一帯に繁茂している。

このつるを巧みに利用し、工芸化する技術は、
江戸時代から伝えられており、岩木山麓の温泉で、
湯治客への土産品として炭籠や手提げ籠等を作ったのが始まりといわれています。

これに近代的なセンスを織り込み、
民芸調に仕上げた製品は美しさと堅牢さをかわれ、
民芸品としてばかりではなく観光のお土産品などにも広く愛好され、
国内はもとより輸出品としても、津軽の重要な特産の一つともなっています。

現在では、バックやランプシェード、花籠など様々なデザインの製品がつくられています。

また、山ぶどう皮で作られたものもあり、あけびつるとは一味違った風合いのものとなっています。
これを機会に、自然素材で作られたカゴやバックをおしゃれに使ってみてはいかがでしょうか。

工程

山での材料の採取から始まり、長い間乾燥させた後、
数日間水に浸して柔らかくし、手作業でひとつひとつ丁寧に編んでいくことによりようやく製品が完成します。

大変手間が掛かっていますので、多少お値段が高めに感じられるかもしれませんが、
堅牢に作られている為、長い期間使い続けることができます。
中には親子二代にわたって使い続けている方もいらっしゃるようですし、
使い続けるほどに風合いが深みを増していきます。

お手入れの方法

長く使っていただく為にご注意していただくこと

①ほこりが付いた場合は、たわしなどで軽く払って下さい。

②ひどく汚れた場合は、洗剤を使わずたわしなどで軽く水洗いして陰干しをして下さい。

③湿気が多い場所に長く放置しておきますと、カビが付くことがありますので、
洗剤を使わずたわしなどで軽く水洗いして陰干しをして下さい。